小倉1Rは川田将雅騎手騎乗のアスクエジンバラが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
7月5日の小倉1R・2歳未勝利(芝1800メートル=5頭立て)は、単勝1・1倍の圧倒的支持を受けた
アスクエジンバラ(牡、栗東・福永祐一厩舎、父
リオンディーズ)が勝利した。勝ち時計は1分53秒2(良)。
2着に
リヒトミューレ(幸英明騎手)、3着に
アクティングエリア(菱田裕二騎手)が入り、1番人気→2番人気→3番人気の決着。3連単の払戻金はJRA史上最低の220円で、2022年の阪神3R・2歳未勝利(6頭立て)の240円を更新した。
スタートを五分に出て、ハナに立ったが1コーナー手前で控えて2番手へ。逃げ馬の後ろでじっくりと脚をため、手応え良く直線に向いた。残り200メートルでエンジンがかかると、グイグイと加速して抜け出し、ノーステッキで2着馬に3馬身半差をつけて快勝した。
川田将雅騎手は「しっかり我慢して、勉強になった競馬でした。これが先につながればと思います」とレースぶりを評価。福永調教師は「まだ良くなるのは先だけど、しっかりと走ってくれて、ここでひとつ勝てて良かった」と笑顔を見せた。