福島9Rのさくらんぼ特別(3歳以上2勝クラス・ダート1150m)は5番人気ビバップ(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒7(良)。4馬身差の2着に2番人気アスクアイルビゼア、さらに3馬身差の3着に3番人気ヤマメキングが入った。

　ビバップは栗東・清水久詞厩舎の4歳牡馬で、父モーニン、母カプリースレディー(母の父ジャングルポケット)。通算成績は15戦3勝。

レース後のコメント

1着　ビバップ(石橋脩騎手)
「強かったです。調教師と話して、前回少し出遅れましたが良い競馬だったので、そういうイメージでいました。ただ、ゲートの中で大人しかったですし、出そうだなと思ったら、とてもスタートが速かったです。ペイシャカレンが行くのは分かっていたので、何とか行かせたら、ずっと唸るぐらいに引っ掛かってガツンとハミを噛んでいました。あまりガチャガチャとやって気を抜かせたくなかったので引っ掛かりっぱなしでしたが、直線に向いてすっと離したら、ぐんと伸びてくれました。力が違うぐらい強かったです。調子も良かったですし、いろいろ条件が合ったのだと思います」

2着　アスクアイルビゼア(菅原明良騎手)
「スタートしてすぐ軽く躓いて、行き脚がつきませんでした。動いていく馬を見ながら、上手く捌けましたが、逃げ切られたので、躓いたのがきつかったです」

3着　ヤマメキング(戸崎圭太騎手)
「馬が良くなっていました。3、4コーナーでは馬群の中でまっすぐ走れていないところがありましたが、気性的なものもあるかもしれません。成長していってくれれば良いですね」

4着　エコロエイト(杉原誠人騎手)
「スタートで行ければ良かったのですが、周りが速かったので、切り替えて行きました。最後も脚を使ってくれました。能力はあるので、気持ちが成長してくれれば良いと思います」

5着　ピックアップライン(木幡巧也騎手)
「忙しかったです。溜めが効いている感じがありませんでした。その中でも対応していましたし、終いはしっかりと来ていました」