10日、函館競馬場で行われた第40回函館2歳S(2歳、GIII・芝1200m)は、三浦皇成騎手騎乗の2番人気
フィフスペトル(牡2、美浦・加藤征弘厩舎)が、道中後方から徐々に進出し、直線で外に持ち出されると鋭い伸び脚を見せ、1番人気
ナムラミーティアに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気
アイアンデュークが入った。
勝った
フィフスペトルは、父キングカメハメハ、母ライラックレーン(その父Bahri)。半兄にJRA現2勝の
ノーフォークパイン(牡4、美浦・萩原清厩舎、父Crafty Prospector)、伯母に97年ケンタッキーオークス(米G1)を勝ったブラッシングケイディー
Blushing K.D.がいる血統。7月12日の新馬戦(函館・芝1200m)を快勝してここに臨んでいた。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の三浦皇成騎手は今年3月1日のデビューから396戦目でJRA重賞初制覇。管理する加藤征弘調教師は
シャドウゲイトで制した07年中山金杯(GIII)以来のJRA重賞制覇で、通算4勝目となった。
なお、キングカメハメハ産駒はJRA重賞初制覇。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。