函館1Rを制したアパタイトテソーロと吉田隼人騎手(左)ら関係者(カメラ・山本 理貴)
7月13日の函館1R・2歳未勝利(ダート1000メートル=12頭立て)は、8番人気の
アパタイトテソーロ(牝、美浦・畠山吉宏厩舎、父
スワーヴリチャード)が勝利した。勝ち時計は1分0秒2(良)。
五分のスタートから、二の脚をつけて5番手へ。向こう正面からまくり気味に進出し、直線で上がり最速36秒4の末脚を繰り出して突き抜けた。2着の
ウレシイゴサン(佐々木大輔騎手)に5馬身差をつける圧勝だった。
吉田隼人騎手は「小柄な馬ですが、二の脚が利いて、砂をかぶったけどクリアしてくれました。3、4コーナーで勢いづいてから、抜け出すまでが速かったですね」とレースぶりを評価。「抜け出してからソラを使うなど課題はありますが、いい
スピードを持っています」と素質を感じ取っていた。