13日、旭川競馬場で行われたホッカイドウ競馬の3冠最終戦・第29回王冠賞(3歳、ダート2100m、1着賞金300万円)は、佐々木国明騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍){horse=2005101166:ボク}(牡3、北海道・若松平厩舎)が、中団追走から徐々に進出し、4角手前で先頭に並びかけると後続を突き放し、5番人気フットソウルジャーに4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分22秒0(良)。さらにクビ差の3着に2番人気コルチャックが入った。
勝ったボクは、父タヤスツヨシ、母が98年高崎オークス(高崎)を勝ったラヴミードゥ(その父シャーディー)という血統。昨年4月にデビューし、2戦目で初勝利。イノセントC(旭川)3着、サンライズC(旭川)3着など重賞での好走を経て、6月の北海優駿(旭川)で重賞初制覇。前走の華月賞(旭川)は2着に敗れていた。今回の勝利で北海優駿に続く、ホッカイドウ競馬2冠を達成した。通算成績12戦5勝(重賞2勝)。