Wコースで追い切ったブラックチャリス(右、馬上は浜中俊騎手)、左はカピオラ(カメラ・荒牧 徹)
◆第57回函館2歳S・G3(7月20日、函館・芝1200メートル)追い切り=7月16日、函館競馬場
デビュー戦を2歳レコードで制した
ブラックチャリス(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎、父
キタサンブラック)は、Wコースで
カピオラ(3歳未勝利)との併せ馬。序盤は僚馬を8馬身追走し、道中の折り合いはしっかり。最後の直線では僚馬の外から軽快に末脚を伸ばし、終始馬なりのままフィニッシュ。最後は1馬身遅れたものの状態面に不安はなさそうだ。手綱を執った浜中俊騎手は「ラストで気合をつけるかの判断は任せると言われていて、やる必要がないと思ってサラッと。動き自体は良かった。1回使っているし身のこなしがシャキッとした感じ」と好感触だ。