15日、佐賀競馬場で行われた第8回サマーチャンピオン(3歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、倉富隆一郎騎手騎乗の1番人気{horse=2002105212:ヴァンクルタテヤマ}(牡6、栗東・安田伊佐夫厩舎)が、好スタートから先手を取ると直線で後続を突き放し、2番人気ダンツキッスイに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分25秒4(不良)のコースレコード。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気キングスゾーンが入った。
勝ったヴァンクルタテヤマは、父フォーティナイナー、母が99年スパーキングレディーC(交流GIII)3着のフラワータテヤマ(その父ブライアンズタイム)という血統。04年8月のデビューからダートの短距離戦で勝ち星を重ね、前走のプロキオンS(GIII)で重賞初制覇を飾っていた。通算成績17戦7勝(うち地方1戦1勝、重賞2勝)。
なお、今回は当初騎乗予定だった赤木高太郎騎手が落馬負傷のため、地元佐賀の倉富隆一郎騎手が手綱を取った。また、管理する安田伊佐夫調教師にとっては14日のブリーダーズゴールドC(メイショウトウコン)に続く2日連続の交流重賞制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。