3頭併せで自慢のスピードを発揮したカイショー(手前)
「函館2歳S・G3」(20日、函館)
新馬戦からの連勝を狙う
カイショーは16日、函館Wで追われた。道中は前に馬を置いてリズム良く運び、直線は外へ。最後は
エイシンオニキス(4歳1勝クラス)に首差、
ミッキーパラソル(2歳新馬)に3馬身先着し、4F55秒0-39秒6-12秒0をマークした。谷川助手は「しまいは気持ち良く走らせて反応は良かった。動きは良かったと思います」と納得の表情を見せた。
函館開催初日の芝1000メートル新馬戦を鮮やかに逃げ切り、56秒4の2歳コースレコードを打ち立てた。圧巻のパフォーマンスだったこともあり、重賞制覇へ期待は高まるばかり。
同助手は「柔らかさがあって
スピードの乗りがすごくいい。能力はあると思いますし、力を出せる状態にあると思います。ここでいい結果を残して次につなげていけたら」と期待を込めた。抜群の
スピードを武器に、世代最初の重賞タイトルへ一直線だ。