函館6Rをモリノアミーゴで勝利しムチを掲げて喜ぶ小林美駒(撮影・園田高夫)
 
 19日の函館6Rで9番人気の
モリノアミーゴに騎乗した小林美駒騎手(20)=美浦・鈴木伸=が、今年のJRA21勝目、同通算50勝目となる節目の勝利を挙げた。
 道中は中団の内でじっくり脚をため、直線でロスなく馬群の外へ出してゴール前で抜け出した。最後は外から一緒に伸びた古川奈穂騎手騎乗の
エポカリーナの追い上げを半馬身差しのいでゴール。今夏の函館で9勝目と好調の小林美駒は「1700メートルでも対応できると思っていました。前に行き過ぎるとしまいが甘くなるし、あまり後ろだと脚を余す可能性があると思っていたけど、ちょうどいいところで競馬ができました。自分なりにベストの騎乗ができたと思うし、この馬も頑張ってくれました」と、笑顔でレースを振り返った。