現地時間16日、米・サラトガ競馬場で行われたソードダンサー招待S(3歳上、米G1・芝12f、6頭立て)は、A.ガルシア騎手騎乗の3番人気グランドクチュリエ Grand Couturier(牡5、米・R.リバウド厩舎)が、ベタートークナウ Better Talk Nowに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分32秒21(良)。さらに3/4馬身差の3着にインターパテイション Interpatationが入り、1番人気ダンシングフォーエバー Dancing Foreverは5着に敗れた。
勝ったグランドクチュリエは、父Grand Lodge、母Lady Elgar(その父Sadler's Wells)という血統の英国産馬。05年9月のフランスでのデビューから3連勝を飾り、06年パリ大賞典(仏G1)では後の凱旋門賞馬レイルリンク Rail Linkの4着に好走。その後アメリカに移籍し、昨年はジャパンC(GI)にも出走予定だったが、脚部不安のため来日直前に招待を辞退していた。なお、このレースは昨年に続く連覇となった。通算成績16戦6勝(重賞2勝)。