「関屋記念・Ｇ３」（２７日、新潟）

　今週から新潟、中京、札幌開催がスタート。夏競馬が本格化するなか、データ班はサマーマイルシリーズ第２戦の関屋記念に焦点を当てた。注目馬は府中牝馬Ｓ２着のカナテープだ。３勝クラスを制したキングとの再タッグで重賞初制覇を目指す。

　▼傾向（過去１０年）

　サマーマイルシリーズの第２戦。

　▼人気　　　　　　　

　１番人気〈３・０・４・３〉

　２番人気〈１・１・１・７〉

　３番人気〈２・０・１・７〉

　４番人気〈３・１・１・５〉

　５番人気〈０・１・１・８〉

　▼所属　　　　　　　

　　美　浦〈６・１・３・66〉

　　栗　東〈４・９・７・66〉

　東西に大差はない。

　▼ステップ　　　　　

　　　重賞〈７・８・７・89〉

　ＯＰ競走〈２・２・１・34〉

　　準ＯＰ〈１・０・２・６〉

　勝ち馬８頭が芝１６００か１８００メートルから参戦。同９頭が５月以降に一度は出走していた。

　▼前走内容　　　　　

　勝ち馬９頭がＶか、負けても０秒４差以内。同じく９頭が５番人気以内に支持されていた。

　▼性齢　　　　　　　

　　３歳馬〈１・０・２・５〉

　　４歳馬〈２・１・２・24〉

　　５歳馬〈５・７・５・51〉

　　６歳馬〈２・２・１・28〉

　７歳以上〈０・０・０・24〉

　勝ち鞍では５歳馬がリード。牝馬は〈３・４・４・33〉とまずまず。

　▼重賞実績　　　　　

　勝ち馬７頭に３着以内があった。

　▼コース実績　　　　

　勝ち馬８頭が左回りの芝で勝利経験があった。

　▼決め手　　　　　　

　　逃　げ〈３・２・１・４〉

　　先　行〈２・４・４・27〉

　　差　し〈３・２・３・62〉

　　追　込〈２・２・２・39〉

　勝ち馬８頭が前走の４角を４番手以内で通過するか、メンバー２位以内の上がりをマークしていた。

　▼注目馬　全項目クリアはゼロ。減点１でカナテープとアルセナールが並んだが、過去のデータでは前走重賞組が圧倒。府中牝馬Ｓ２着のカナテープを最上位評価とする。（記録室）

　〈１週前診断〉美浦Ｗで６Ｆ８５秒６-１１秒５（馬なり）。先行して直線は内からのプレッシャーを受けたが、相手が来れば来るだけの脚勢を見せつけて、半馬身の先着を保ったままフィニッシュした。活気あふれる動きを見せており、状態は安定している。