3Rを制したエムズビギンとクリスチャン・デムーロ(左から2人目)=撮影・西岡正
24日の東京3Rは
エムズビギン(牡2歳、父
キタサンブラック、栗東・友道)が単勝1・3倍の断然人気に応え、2戦目で初勝利を挙げた。同馬は今年のシンザン記念覇者
リラエンブレムを半兄に持ち、24年セレクトセール1歳馬部門で5億9000万円(税抜き)の高額で落札された注目馬。
初コンビでVを決めたC・デムーロは「ゲートの中でごそごそして遅れる形になったけど、リカバリーできた。直線はスペースを見つけて、内から手応え良く抜けてこられました。素質の高さを感じました」とポテンシャルを評価する。友道師は「普段はおとなしい馬だけど、きょうは(ゲートの)タイミングが合わなかったですね。まだ課題の残るレースだったので、これから修正して臨めれば。今後は来年のダービーを目指してローテを考えたい」と先を見据えた。