3歳未勝利に出走予定のフォンデネージュ(今年3月撮影、ユーザー提供:神保町さん)
白毛初の重賞ウイナーである
ユキチャンの8番仔となる
フォンデネージュ(牝3、美浦・武井亮厩舎)が、土曜新潟4Rの3歳未勝利(牝・ダ1800m)で待望の初勝利を狙う。
フォンデネージュは父
ドレフォン、母ユキチャン、母の父クロフネの血統。母は08年の関東オークスを勝ち、白毛初の重賞ウイナーとなった
アイドルホース。09年にはクイーン賞、10年にはTCK女王盃を制している。そして祖母は「白毛一族の祖」として名高い
シラユキヒメ。ただ、この馬自身は鹿毛に出ている。近親には多くの活躍馬がおり、半兄の
アマンテビアンコは24年の羽田盃、イトコの
ソダシは20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイル、同じく
ママコチャは23年のスプリンターズSの覇者。また、姪の
メイケイエールは重賞6勝を挙げている。
ここまで4戦0勝。24年9月のデビューから間隔をとって使われ、4着→3着→2着→3着。一度も大崩れしていない反面、詰めの甘さを感じさせるレースが続いている。ただ、今回は自身初となる直線平坦の新潟が舞台。これが奏功してひと押しが利くことを期待したい。