武豊騎手の節目勝利は日曜日が多い!? 1勝から4500勝まで「全46勝」に関する豆知識

2025年08月01日 20:00

武豊騎手(撮影:山中博喜)

 “レジェンド”の記録達成が間近に迫っている。現時点でJRA通算4600勝まであと「4」としている武豊騎手(栗東・フリー)は、今週末も15鞍に騎乗する予定で節目まで秒読み。そこで本稿では、同ジョッキーが過去の節目勝利をどんな条件で挙げてきたのか振り返る。開催曜日やレース番号、人気別など、初勝利から4500勝まで、「全46回」の白星を分析してみた。

 まずは開催曜日から見てみよう。土曜日は計20回あった。ダイナビショップで挙げた初勝利をはじめ、ディスカバリーベイでの2000勝、スカイビューティーでの3000勝、メイショウカズヒメでの4000勝と、大台到達の多くは土曜日だった。いっぽう、日曜日は24回で、ウェットシーズンで決めた4500勝など。土日以外ではパラーティウムでの4100勝が3日間開催の月曜日。ホマレノクインでの800勝は木曜日で、94年1月6日の正月競馬で達成している。

 次にクラス別。重賞で節目勝利を飾ったのは、ツルマルガールで900勝とした94年朝日チャレンジCのみ。新馬はダンシングチアズでの1400勝、ピサノボスでの2100勝、スーパーウーパーでの4300勝と3回ある。また、ヤマニンエリプスに騎乗して1600勝に達した際は、現在は設定がない未出走戦で決めた。残るは未勝利戦が18回、条件戦が23回だった。

 人気別では26回が1番人気での勝利だった。もっとも単勝人気がなかったのは、メイショウインロウの3600勝で8番人気。それに続くのはロイヤルタイムでの500勝で7番人気である。あとはすべて5番人気以内の馬で節目勝利を決めていた。

 レース番号に注目すると、「3R」が最多という結果になった。ダイナビショップでの初勝利をはじめ、ゴッドトムボーイでの700勝、エールノコイビトでの1000勝、イチロースワンでの1900勝、ピサノボスでの2100勝、ダイワシャトルでの3100勝、エイシンニトロでの3800勝、メイショウヴォルガでの3900勝と実に8回。以下、「10R」と「2R」が6回。「1R」と「7R」が5回で続いた。

【武豊騎手の節目勝利にまつわるデータ】
1勝〜4500勝まで合計46勝

・性別
牡馬 27回
牝馬 19回

・年齢
2歳 5回
3歳 25回
4歳 11回
5歳 4回
6歳 1回

・馬場
芝 21回
ダ 25回

・競馬場
札幌 3回
東京 4回
中山 2回
中京 2回
京都 13回
阪神 15回
小倉 7回

・曜日
土曜 20回
日曜 24回
月曜 1回
木曜 1回

・クラス別
新馬 3回
未出走 1回
未勝利 18回
条件戦 23回
重賞 1回

・レース番号
1R 5回
2R 6回
3R 8回
4R 2回
5R 2回
6R 2回
7R 5回
8R 3回
9R 3回
10R 6回
11R 1回
12R 3回

・人気別
1番人気 26回
2番人気 8回
3番人気 3回
4番人気 6回
5番人気 1回
7番人気 1回
8番人気 1回

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