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【クイーンS】1番人気アルジーヌが14年Vの母に続いて「クイーン」に! G1・4着の実力を証明

2025年08月04日 06:40

ココナッツブラウン(左)の追い上げをしのぎ勝利したアルジーヌ(中)(カメラ・高橋 由二)

◆第73回クイーンS・G3(8月3日、札幌・芝1800メートル、良)

 札幌競馬場で行われた第73回クイーンSは、1番人気のアルジーヌ(川田)が母子制覇を飾った。

 母の背中に並び、そして追い越した。アルジーヌはスタートを決めて、6番手で流れに乗った。「1コーナーでいい形になりました。あとは気持ち良く競馬をするだけでした」と川田。各騎手が前有利な馬場を意識してか、1000メートル通過が58秒4とよどみのない流れでベストなポジションで運んだ。

 4角手前から勢いをつけて直線に向くと、残り100メートルで先頭へ。最後はやや馬が気を抜く感じで詰め寄られたが、「それを込みでセーフティーリードを取っていますので、際どくなりましたが押し切ってくれました」と鞍上が組み立てた通りに2着馬の追い上げを振り切り、前走のヴィクトリアマイルでタイム差なしの4着に入った力をしっかりと示した。

 23年11月以来のコンビ結成となった一戦。川田は「全く別馬のようになっています。ですからG1でもいい走りができて、こうして重賞を勝ち切ることができています」と、背中から確かな成長を感じ取った。母キャトルフィーユは14年のクイーンSをコースレコードで制しており、グレード制導入後の84年以降、13組目の母子制覇を達成。母は前年5着から1着だったが、娘も同じ5歳で3着から1着。過程もどこかよく似ている。

 函館でアルジーヌの調教をつけていた松岡助手は「マークされる厳しい競馬のなかで、自分の競馬をしていた。馬を信じると言ってきましたが、乗り越えてくれて感謝です」と笑顔をみせた。

 母を超える2つ目の重賞タイトルをゲットし、今後に期待がふくらむ。同助手は「秋に向けて、選択肢が増えました」とうなずいた。マイル路線に進むのか、それとも古馬女王決定戦に進むのか、本格化したアルジーヌから目が離せない。(山下 優)

 ◆アルジーヌ 父ロードカナロア、母キャトルフィーユ(父ディープインパクト)。栗東・中内田充正厩舎所属の牝5歳。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産。通算14戦7勝。総獲得賞金は2億2366万6000円。主な勝ち鞍は24年ターコイズS・G3。馬主は(株)ロードホースクラブ。

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