レッドアトラーニ(右)と併せたステレンボッシュ(カメラ・高橋 由二)
◆第61回札幌記念・G2(8月17日、札幌競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=8月6日、函館競馬場
ヴィクトリアマイル8着からの反撃を期す
ステレンボッシュ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎、父
エピファネイア)はWコースで
レッドアトラーニ(3歳未勝利)と併せ馬。5馬身ほど追走し、余力残しで併入と貫禄の走りだった。「馬なりで自分から進んでいってくれましたし、気になるところはないですね」と田村助手は手応えを口にした。
昨年の桜花賞を制し、オークス2着、秋華賞3着と牝馬3冠戦線で活躍。香港ヴァーズでは世界の強敵を相手に3着と健闘もした。だが、今春は大阪杯13着、ヴィクトリアマイル8着と結果が出ていないだけに本領発揮したいところだ。「来週もう1本やれますし、(状態が)上がってくれたのを見せてくれれば」とさらなる上昇を見込んだ同助手。「秋に向けていい結果を」と力を込めた。