浜名湖特別2025に出走予定のシャハザマーン(24年6月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)
シャフリヤールや
アルアインの半弟となる
シャハザマーン(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜中京6Rの浜名湖特別(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で3勝目を狙う。
シャハザマーンは父
ドゥラメンテ、母ドバイマジェスティ、母の父
Essence of Dubaiの血統。母は10年のBCフィリー&メアス
プリントの勝ち馬。半兄の
アルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯、同じく
シャフリヤールは21年の日本ダービーと22年のドバイシーマクラシックの覇者。甥の
アルナシームは昨年の中京記念と今年の中山金杯を制している。
ここまで12戦2勝。昨年5月にデビューし、未勝利では4戦して1回あった2着が最高着順。その後は1勝クラスで戦い、4歳を迎えてようやく軌道に乗った。5走前に初勝利を挙げると、その後は2戦連続で2着にまとめ、前々走で2勝目をゲット。そして昇級戦となった前走の木曽川特別は7戦ぶりの芝だったが、番手から粘って3着を確保した。芝ダートを問わず、前々から渋太く脚を使えるのは強みだろう。
今回は夏場の中1週となる点がカギだが、相手関係には恵まれた印象だ。絶好調のA.バデル騎手を鞍上に迎え、偉大な兄2頭に一歩近づく3勝目といきたい。