◆第73回中京記念・G3(8月17日、中京競馬場・芝1600メートル)

　コレペティトール(セン5歳、栗東・中竹和也厩舎、父ジャスタウェイ)は障害練習の効果が大きかったのか、前走のしらさぎSで14頭立ての14番人気の低評価を覆し、3着に好走した。外を回って長く脚を使ってのもので、フロック視はできない。

　中竹調教師は「もくろみ通り、期待していた障害効果が出てくれたかな。人間では想像がつかないような、いろいろな相乗効果があるんだと思う」と笑みを浮かべた。　昨年の京都金杯の勝ち馬だが、その後は結果が出なかった。今回も前走同様に、井上敏樹騎手が手綱を執る。「井上くんが中間、また障害を跳ばしてくれた。コレペティだって侮れないよ」と指揮官は僚馬キープカルムとの2頭出しに手応えをにじませた。