【キーンランドC】パンジャタワー 飛躍の秋へ始動 3歳マイル王が豪遠征前哨戦へ 陣営「もともとの脚力にパワーもある」

2025年08月19日 06:00

 飛躍の秋へ向けて始動するパンジャタワー

 「キーンランドC・G3」(24日、札幌)

 北都で争われるシリーズ第5戦。主役を担うのは唯一のG1馬であるパンジャタワーだ。秋の大舞台を見据え、新馬戦以来となるスプリント戦を選択した3歳マイル王が、どんなパフォーマンスを披露するのか要注目。

 3歳マイル王が飛躍の秋へ始動する。NHKマイルCを制したパンジャタワーが新馬戦以来のスプリント戦に挑戦。大目標はオーストラリアの超高額賞金レース「ゴールデンイーグル」(11月1日・ローズヒルガーデンズ)だが、G1馬としてステップレースでも負けるつもりはない。

 約1年ぶりのスプリント戦で、初めての洋芝。担当の五十嵐助手は「もともとNHKマイルCが駄目だったら(距離を)短くする予定でしたからね。オーストラリアに行く前に1回使いたくて、間隔を考えたらキーンランドCがベストなのかなというところでした」と参戦の意図を説明する。その上で「1500メートルに対応できるような内容で競馬をしてもらう感じです。そのなかで結果が出ればですね」と先を見据えつつ、重賞3勝目も視界に捉える。

 18日の1週前追い切りは函館W5F68秒6-37秒5-11秒8。フェリーニ(4歳1勝クラス)をかなり後方から追走したが、勢いの違いは歴然。一杯に追われたラストは非凡なスピードを発揮して3馬身先着した。「順調ですね。時計は出過ぎちゃうぐらい。もともとの脚力があり、パワーもありますから」とG1馬のさすがの動きを評価する。

 「(前走時が)良過ぎましたからね。今回はいい意味で余裕がありますが、(目標は)次なので」と同助手。それでも、唯一のG1馬としてライバルを迎え撃つ準備はできている。父タワーオブロンドンが競走馬生活をスタートさせた札幌の地で、豪遠征への勢いを加速させる。

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