8月31日(日)に新潟競馬場、芝2000mで行われる新潟記念。ここに今年の金鯱賞を勝ち、ヴィクトリアマイルでは2着というGI実績もある
クイーンズウォーク(栗東・中内田充正厩舎)が参戦予定。今朝20日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコース、川田将雅騎手が騎乗して、
トレチーメとの併せ馬。2馬身の追走で向正面を流していくが、ペースはさほど上がらない。3コーナーまでがかなりゆっくりだったので、4コーナーに入ったところで見た目には
スピードが出た感じだが、ラップとしては14秒台なのでそこまで速くない。
かなり余裕を持った状態で最後の直線に向いたこともあり、前も楽。2馬身の差は簡単には詰まらないかなと思った瞬間、一気に
スピードが上がって、ラスト1F標識を過ぎた頃には内から相手を抜き去っていた。素晴らしい瞬発力を見せての先着のゴールだった。
時計は6F85.8〜5F68.7〜4F52.6〜3F36.7〜2F22.1〜1F10.9秒。6Fの数字は遅くなったが、これぞ時計ではないと評価できる追い切り内容。これだけ機敏に動くことができていれば、休み明けだといって心配することもない。
(取材・文:井内利彰)