函館芝コースで併せ馬を行ったカルロヴェローチェ(左、カメラ・山本武志)
◆第20回キーンランドC・G3(8月24日、札幌競馬場)=8月20日、函館競馬場
カルロヴェローチェ(セン5歳、栗東・須貝尚介厩舎、父
シルバーステート)は、芝コースで4頭が集団になるような形の最後方からスタート。道中は前進気勢が強そうな走りだったが、2頭の併せ馬になった直線ではしっかりとした脚取りで加速。最後は内から5馬身追走した
アニマレイ(2歳未勝利)と馬体を併せた状態でフィニッシュした。
昨年6月の青函S(13着)以来の騎乗で、今回の実戦でも手綱を執る佐々木大輔騎手は「行きっぷりの強い馬なので、折り合いだけ気をつけてという感じでした」と説明。北村助手は「ジョッキーは結構、(前進気勢を抑えるのに)きつかったと言っていました。先週は楽をさせているから、しっかりやってもらいました。予定通りにきています」と状態のよさを感じ取っていた。