05年の菊花賞を制したディープインパクト(撮影:高橋正和)
先月30日はディープインパクトの命日で、今年は同馬がクラシック三冠を達成してから20年の節目にもなる。そこでnetkeiba公式Xでは、「ディープの皐月賞、日本ダービー、菊花賞の中で、一番心に残っているレースは?」とのテーマで
アンケートを実施。リプライや引用リポストで、数多くの熱き思い、当時の記憶が寄せられた。
三冠の中でもっとも反応が多かったのは、快挙を達成した菊花賞だった。ユーザーからは、「ファンが三冠達成を期待すると言うより、三冠馬になる姿を観に来たって感じ」や「ノリさんのディープを負かすための最適解(アドマイヤジャパンで逃げて2着)をものともせず差し切ったのには痺れました」との投稿。
また、「当時関西テレビのアナウンサーで菊花賞を実況した馬場アナウンサーの『世界のホースマンよ見てくれ! これが日本近代競馬の結晶だ』の名セリフが印象に残ってます」や「やはり菊花賞の単勝1.0倍は伝説すぎるそして馬場アナの『世界のホースマンよ見てくれ、これが日本近代競馬の結晶だ』という実況ももう最高」と名実況を挙げる声も数多くあった。
日本ダービーでは5馬身差の圧勝。ファンからは、「当時絶対勝つと思って観ててその期待以上に強いレースして興奮しました。菊花賞も凄かったけどあのダービーは観に行ってたのもあって1番です」や「この馬が凱旋門勝てなきゃ誰も勝てないだろうと思った。三冠は獲れるかも、ではなく通過点だなと思ったレース」、「実家の母がディープをより大きく見たいがために、テレビを買い直した良い思い出です」などのコメントが寄せられた。
GI初挑戦の皐月賞は、発馬直後に躓いてよろけ、最後方からの競馬となった。それでも外々をマクるように追い上げて2馬身半差の完勝。この走りに衝撃は受けた人は多かったようで、「同じ展開、同じレベル、同じ状況をセッティングしてもあんな勝ち方と走りをする事が出来るのはディープインパクト1頭しかいない」や「ゲート開いた直後の躓きで驚き、飛ぶように最後の直線を駆け抜けた姿はまさに“ディープインパクト”だった」などのリプライがあった。
ディープインパクトの快挙から20年。その輝かしい功績、衝撃的な走りは今でもファンの胸に深く刻まれている。