新潟記念2025に出走予定のシンリョクカ(撮影:小金井邦祥)
シンリョクカ(牝5、美浦・竹内正洋厩舎)がレース史上2頭目となる新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)の連覇を狙う。
シンリョクカは父
サトノダイヤモンド、母レイカーラ、母の父キングカメハメハの血統。母は13年のターコイズSなど5勝を挙げた。姉の
インターミッションは20年のアネモネSの覇者。伯父の
ダノンシャークは14年のマイルCSなど重賞3勝の活躍馬である。
ここまで15戦2勝。22年の阪神JFが
リバティアイランドの2着。23年のクラシックでも桜花賞で6着、オークスで5着と奮闘した。そして24年の新潟記念で重賞初制覇。その後はエリザベス女王杯が4着、ヴィクトリアマイルが6着など、強敵相手に見劣りしない走りを続けている。今回は3戦ぶりに牡馬相手の競馬となるが、1年前に勝っているレースでもあり、好勝負が期待できるだろう。
新潟記念の連覇となれば、10〜11年の
ナリタクリスタルに続いて2頭目となる。偉業達成でレース史に名を残し、秋の飛躍につなげてほしい。