【中京2歳S】「2代目」マイケルバローズ 初代が果たせなかった重賞制覇なるか

2025年08月25日 18:45

中京2歳S2025に出走予定のマイケルバローズ(今年7月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)

 今回と同舞台のデビュー戦を制したマイケルバローズ(牡2、栗東・上村洋行厩舎)が、中京2歳ステークス(2歳・GIII・芝1400m)で重賞初制覇を狙う。

 マイケルバローズは父ロードカナロア、母アルーリングハート、母の父ダイワメジャーの血統。仕上がりの早さで知られる「アルーリング一族」の出身。母は地方・門別で1勝に留まったが、祖母のアルーリングボイスは05年の小倉2歳SとファンタジーS、曾祖母のアルーリングアクトは99年の小倉3歳Sを制している。また、近親にはアンヴァルアルーリングウェイオースミマーシャルオールザゴーなど、オープン勝ち馬がズラリと並ぶ。

 ここまで1戦1勝。7月の中京芝1400mでデビュー。番手から渋太く脚を使うと、2番人気のアイルトンとの競り合いをハナ差制し、1番人気に応えてみせた。パドックからテンションが高く、実戦でも追い切りほど動けていなかった印象だが、それだけに伸び代は大きいだろう。

 実はマイケルバローズという馬名は2代目だ。1頭目は01年生まれのタイキシャトル産駒で、同じく猪熊広次オーナーの所有馬。09年に朱鷺Sを制したが、重賞は11戦して07年の富士Sの2着が最高だった。2代目は初代を超えることができるか。そういった視点でも、長く注目していきたい1頭となる。

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