札幌日刊スポーツ杯2025に出走予定のショウナンサムデイ(24年10月撮影、ユーザー提供:oneさん)
名牝
ショウナンパンドラの5番仔となる
ショウナンサムデイ(牝3、美浦・奥村武厩舎)が、土曜札幌11Rの札幌日刊スポーツ杯(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。
ショウナンサムデイは父
サートゥルナーリア、母ショウナンパンドラ、母の父ディープインパクトの血統。母は14年の秋華賞と15年の
ジャパンCの覇者。白老
ファームを代表する名牝系の出身で、一族にはサッカーボーイやステイゴールド、
スノードラゴンやバランスオブゲームなど、名馬がズラリと並ぶ。
24年8月に2戦目で未勝利勝ち。血統的な評価もあって、将来を嘱望された。ただ、その後は4着、6着、5着、4着とワンパンチ足りないレースが続き、クラシックを断念。リフレッシュを挟み、復帰戦となった前走の1勝クラスで待望の2勝目を手にした。今回は昇級戦となるので力関係がカギだが、十分にチャンスはあるだろう。
実は母も3歳春の時点では1勝馬だったが、夏競馬を
ステップに飛躍を遂げて、秋華賞を制した。娘も同じ道を歩むことができるか。そういった視点でも要注目の一戦となる。