北村友一が騎乗し、CWコース3頭併せで時計を出したクロワデュノール(左)
凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン)を目指すダービー馬
クロワデュノール(牡3=斉藤崇)が27日、CWコースで仏遠征前の国内最終追いを行った。主戦の北村友を背に僚馬2頭を追いかける形でスタートし、直線は内から力強く伸びて外
ヤマニンシュラ(3歳2勝クラス)、中
ルシフェル(4歳3勝クラス)と併入。時計は6F86秒5〜1F11秒4をマークした。
鞍上は「先週は(僕が)アクションを起こして動いていたが、今朝は自分から動いてくれた。気持ちも入って、いい
バランスで走れていたし先週より良くなっている」と
ジャッジ。仏G3
プランスドランジュ賞(9月14日、パリロンシャン)を
ステップに本番へ向かう。「何の不安もないし、しっかり動ける態勢をつくった中でフランスへ向かえる」と始動戦に向けて順調ぶりをアピールした。29日に成田空港から出国する予定。
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ビザンチンドリームはラスト自己最速》フォワ賞(9月7日、パリロンシャン)から凱旋門賞へ向かう
ビザンチンドリーム(牡4=坂口)は、国分優(レースはマーフィー)を背にCWコース単走で追い切った。ラスト1Fは自己最速の11秒0をマーク。
坂口師は「しまいを伸ばす調整で一番、動けていた。レースを重ねるごとに良くなっているが、まだ成長しそうな感じ」と目を細める。鞍上とは2走前レッド
シーターフHC(1着)以来のタッグ。「レースでのペースが鍵になるが、上手に騎乗してくれたので心配ない」と信頼を寄せた。