◆第1回中京2歳S・G3(8月31日、中京競馬場・芝1400メートル、良)

　小倉2歳Sから舞台と名称が改められ、今回が第1回となる2歳重賞は13頭で争われ、6番人気のキャンディード(牡、栗東・松下武士厩舎、父トーセンラー)が、ゴール前で1番人気のスターアニス(松山弘平騎手)を首差かわして勝利した。勝ちタイムは1分19秒4で、20年ファンタジーSでメイケイエールが記録した1分20秒1を更新する2歳JRAレコードとなった。

　7月に小倉・芝1200メートルの新馬戦を勝ち、連勝でのタイトル獲得となった。

　初コンビの北村友一騎手は、日本ダービー(クロワデュノール)に続く今年重賞3勝目。

　2着はスターアニス、3着は3番人気のマイケルバローズ(岩田望来騎手)が入った。

　吉村誠之助騎手(パープルガーネット＝5着)「フットワークはいいですし、コンパクトにまとまっているいい馬です。1400メートルでは気持ち忙しい感じで、1600メートルの方がいい。1600メートルで抱えて行けると、もうひと脚を使えるかなという印象です」