新潟11Rの第61回新潟記念(3歳以上GIII・芝2000m)は2番人気
シランケド(坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒0(良)。半馬身差の2着に1番人気
エネルジコ、さらに半馬身差の3着に7番人気
ディープモンスターが入った。
シランケドは栗東・牧浦充徳厩舎の5歳牝馬で、父
デクラレーションオブウォー、母フェアブルーム(母の父ディープインパクト)。通算成績は12戦6勝。
レース後のコメント
1着
シランケド(坂井瑠星騎手)
「調教に乗って、すごくポテンシャルを感じていたので、スムーズに力さえ出せれば、良い勝負ができるかなと思っていたので良かったです。調教の段階で牝馬同士なら
トップレベルの馬だと思ったので、自信を持って乗りました。一番は瞬発力ですかね。爆発的な脚を使えるところだと思います。
(プランは)そんなに決めつけすぎずに、ミルコ(デムーロ騎手)がいろいろな競馬をしてくれていたので、出た感じでリズム良く行ければ良いなと思っていました。(追い出しを)直線までじっと我慢して、最後は馬場の良い外に、と思っていたのですが、進路もクリアでしたし、イメージ通りでした。直線で
ゴーサインを出した時には届くなという感じでした。牝馬同士なら
トップレベルの馬だと思うので、あとはGIタイトルだけだと思うので、勝ってくれると思います」
2着
エネルジコ(C.ルメール騎手)
「4ヶ月ぶりでしたが、久々でも良い競馬でした。これから体が良くなってくれば、重賞レベルでも良い結果を出すことができると思います」
3着
ディープモンスター(菅原明良騎手)
「折り合いの難しいところがありますが、流れに乗せていければと思っていました。少し力むところはありましたが、はみ出るところはありませんでした。終いによく伸びていますし、力のあるところを見せてくれました」
4着
シンリョクカ(木幡初也騎手)
「瞬発力勝負では分が悪いので、ある程度出していって、この馬の持ち味を生かせたと思います。今年は56キロで、ここまで走れましたし、評価できると思います」
5着
ヴェローチェエラ(丸山元気騎手)
「中一週で、北海道からの輸送もありましたが、馬の感じは良かったです。道中は促す感じでしたが、終いはしっかりと頑張ってくれました」
6着
ブレイディヴェーグ(津村明秀騎手)
「ゲートは許容の範囲でした。少し掛かるところはありましたが、ガマンしてくれました。ラストでいつもより伸び切れなかったのは、暑さのせいかもしれません」