札幌2歳S2025に出走予定のジーネキング(今年8月撮影、ユーザー提供:MITAKEさん)
早々と初タイトル獲得となるか。土曜札幌11Rの札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)の
ジーネキング(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)に、
コントレイル産駒の重賞初制覇がかかる。
コントレイルは17年生まれのディープインパクト産駒。2歳時にホープフルSでGI初制覇を果たすと、3歳時にはシンボリルドルフ、父のディープインパクトに続いて史上3頭目となる無敗での牡馬三冠を達成。4歳時にはラストランの
ジャパンCで5つ目のタイトルを獲得した。22年から社台スタリオン
ステーションで種牡馬となり、現2歳の
ファーストクロップは先週までにJRAで25頭がデビュー。既に5頭が勝ち上がり、上々のスタートを決めている。
そして今週の札幌2歳Sには
ジーネキングがエントリーしている。
ジーネキングはデビュー戦が3着、2戦目が2着だったが、3戦目の前走で勝ち上がり。派手さには欠けるが、
パワーを秘めているので初の洋芝はプラスに出そうだ。
コントレイルに「重賞勝ち馬の父」の称号をプレゼントすることできるか。そういった視点でも要注目の一戦となる。