7日、高知競馬場で行われた第12回黒潮菊花賞(3歳、ダート1900m、1着賞金27万円)は、寺地誠一騎手騎乗の3番人気{horse=2005106299:タケショウクィーン}(牝3、高知・雑賀正光厩舎)が、後方追走から徐々に進出すると、先に抜け出した8番人気ヒカルヴィオーラをゴール前で1馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分12秒8(稍重)。さらに1馬身差の3着には1番人気パッショネートキスが入った。
勝ったタケショウクィーンは、父ゴールドアリュール、母はJRA2勝のフサイチクイーン(その父Sadler's Wells)という血統。昨年7月に美浦・坂本勝美厩舎からデビューし、3戦未勝利で高知へ移籍。移籍後6戦目で初勝利を挙げると、高知3冠初戦の黒潮皐月賞で重賞初制覇を飾った。その後は他地区へも遠征し、前走は黒潮盃(南関東G2)で11着だった。通算成績22戦4勝(うちJRA3戦0勝、重賞2勝)。
なお、鞍上の寺地誠一騎手(兵庫)は、6月20日から9月30日までの間、高知・雑賀正光厩舎に所属して期間限定騎乗を行っている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。