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【セントウルS】8番人気のカンチェンジュンガがG1馬破り重賞2勝目 スプリンターズSへ「いい経験」

2025年09月08日 06:50

豪快に伸びて差し切ったカンチェンジュンガ(手前、カメラ・高橋 由二)

◆第39回セントウルS・G2(9月7日、阪神・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ最終戦の第39回セントウルS・G2(阪神)は川田と初コンビで8番人気のカンチェンジュンガが制し、スプリンターズS・G1(28日、中山)の優先出走権を獲得した。

 研ぎ澄まされた末脚でぶち抜いた。4角12番手で直線に向かったカンチェンジュンガ。残り1ハロンから末脚を爆発させ、猛然と坂を上った。開幕週の馬場でどんどん他馬をのみ込み、最後はG1馬ママコチャを差し切ってゴールへ。上がり3ハロンはメンバー最速となる33秒1。8番人気の伏兵が、実績馬を撃破して重賞2勝目を挙げた。

 初コンビの川田が巧みに導いた。調教でも騎乗経験がない完全なテン乗りだったが、「返し馬でいい馬だと知れたので、この馬らしく競馬しようと思いました」と瞬時に特徴を把握。前半は無理に位置を取らず、冷静にラストへ備えた。「手応えも十分で、動いてくれるだろうなと思いました」という読み通りの切れ味。庄野調教師は「今日はジョッキーですね。川田ジョッキー様様です」と手腕をべた褒めした。

 今春の京王杯スプリングC(7着)以来、4か月ぶりの実戦。庄野師は「もう少し競馬モードに入ってくれないかなと思っていた」と精神面で不安があったことを明かした。しかし、それを一掃する勝ちっぷり。最後の直線のパトロールビデオを見ながら「すごくない? このへん。めっちゃかっこいいよね」と興奮を隠せなかった。

 体調に問題がなければスプリンターズSに向かう。指揮官は「ここを勝てたことは、馬にとってもいい経験」と収穫を確信。16年に同G2を勝った父ビッグアーサーとの親子制覇を弾みに、堂々と秋の大舞台へ挑む。(水納 愛美)

 ◆カンチェンジュンガ 父ビッグアーサー、母クェスタボルタ(父ノヴェリスト)。栗東・庄野靖志厩舎所属の牡5歳。北海道日高町・サンバマウンテンファームの生産。通算20戦6勝。主な勝ち鞍は25年阪急杯・G3。総獲得賞金は1億6122万5000円。馬主は幅田昌伸氏。

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