【神戸新聞杯】史上12頭目の「新聞杯W制覇」なるか ショウヘイが重賞2勝目狙う

2025年09月17日 12:00

神戸新聞杯2025に出走予定のショウヘイ(今年5月撮影、ユーザー提供:きゃっぷさん)

 京都新聞杯覇者のショウヘイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)で重賞2勝目を狙う。

 ショウヘイは父サートゥルナーリア、母オーロトラジェ、母の父オルフェーヴルの血統。母は未勝利だが、伯母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞の勝ち馬。いとこには活躍馬が並び、ブレイディヴェーグは23年のエリザベス女王杯、エピファニーは24年の小倉大賞典、ミッキーゴージャスは同じく愛知杯を制している。馬名の意味由来は「人名より」。22年のノーザンファーミックスセール当歳で4000万円(税抜)で取引された。

 ここまで5戦2勝。重賞初挑戦となった3走前のきさらぎ賞では4着に敗れたが、ここで無理使いを避けたことが正解だった。前々走の京都新聞杯で重賞初制覇。続く日本ダービーでもクロワデュノールマスカレードボールに続く3着に健闘し、世代上位の力を示している。迎える秋はビッグタイトルの獲得が期待されるところだ。

 これまで京都新聞杯と神戸新聞杯の「3歳限定新聞杯」をダブル制覇した馬は11頭。古い方から63年コウライオー、66年ハードイツト、71年ニホンピロムーテー、72年タイテエム、74年キタノカチドキ、76年トウショウボーイ、82年ハギノカムイオー、86年タケノコマヨシ、94年スターマン、97年マチカネフクキタル、23年サトノグランツだから、歴史的名馬の名前もある。ただ、京都新聞杯が春になって以降では23年のサトノグランツの1頭のみだから、難易度がアップ。ショウヘイは2つ目のタイトルを獲得し、菊花賞に弾みを付けることができるか。その走りから目が離せない。

※京都新聞社と神戸新聞社…両社は災害時の新聞発行協定を締結している。95年の阪神・淡路大震災発生時には緊急援助協定を発動し、神戸新聞が京都新聞の協力を得て、無休刊で新聞を発行した。

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