凱旋門賞の枠順抽選会は現地の競馬専門テレビ局エキディアのスタジオで行われた。抽選は有馬記念と同じで1人が馬名の入った
カプセルを引き、もう1人がゲート番の入った
カプセルを選んでいく方式。
クロワデュノールは9頭目に選ばれ、日本馬3頭の中では最初に登場。外枠の17番に入った。スターティングゲートが導入された1964年以降、17番ゲートは2勝と苦戦。直近で勝利したのは1984年のサガスで40年以上も勝っていない。試練の枠から日本の悲願に挑む。
アロヒアリイは4番、
ビザンチンドリームは15番に決まった。
凱旋門賞は圧倒的に内枠が有利。1964年以降、ゲート別最多勝は7勝の2番。次いで6勝の3、6、7番ゲートだった。パリロンシャン競馬場で行われた近7年のうち5回は3〜6番ゲートの馬が勝利している。