【今日の注目ポイント】東京でグリーンチャンネルCと京都でオパールS

2025年10月04日 06:00

ウェットシーズン(撮影:下野雄規)

 10月4日(土)から開催が替わり、東京・京都の2場開催。金曜正午の馬場状態は2場ともに芝・ダート良となっている。

■グリーンチャンネルCでウェットシーズンが3連勝を狙う
 東京11Rはダート1600mのグリーンチャンネルC(L)。ウェットシーズンは2走前の2勝クラスを快勝すると、昇級初戦の前走立夏Sも見事に勝利し、現在2連勝中。いずれも東京ダート1600mでの好走であり、コース適性はメンバー随一だ。3連勝でOP初勝利を狙う。対するは、連続好走しているレディントン、4連勝で挑んだ前走の北海道スプリントCで2着に入ったマテンロウコマンドなど。

■オパールSでスプリント適性高いナムラクララが力上位か
 京都11Rは芝1200mのオパールS(L)。ナムラクララは3走前の桜花賞こそ13着と大敗を喫したが、距離を短縮した前々走のTVh杯を快勝してOP入り。前走のキーンランドCでも強敵相手に4着と健闘し、スプリント路線での能力の高さを示した。今回は京都コースとなるが、実績のある1200m戦で期待がかかる。対するは、ファルコンS勝ちの実績を持つタマモブラックタイ、3走前の葵Sで2着に入ったクラスペディアなど。

■白秋Sで好調レディマリオンがOP入りを狙う
 東京10Rは芝1400mの白秋S(3勝)。レディマリオンは3走前、2走前と連勝を飾り、昇級初戦の前走豊明Sでも2着と好走。クラスの壁を感じさせない走りを見せている。半兄にはGI馬アルフレードがおり、血統的にもまだまだ奥がありそうだ。ここでOP入りを決めたい。対するは、桜花賞3着の実績があるペリファーニア、近走堅実な走りが光るスカイハイなど。

■大山崎Sで惜敗続きのルディックが決めるか
 京都10Rはダート1200mの大山崎S(3勝)。ルディックは3走前から3→2→2着と惜敗続き。前走は着差もハナ差で、ここを勝って鬱憤を晴らすか。対するは前走が好内容での勝利だったメイショウヤーキス、現級で常に上位争いを演じているストレングスなど。

■八ヶ岳特別でラブリージャブリーが3勝目を狙う
 東京9Rは芝1800mの八ヶ岳特別(2勝)。ラブリージャブリーはデビューから3歳未勝利、3歳1勝クラスと連勝し、昇級初戦で休み明けの前走白井特別でも2着と好走。まだキャリアは浅いが、レースセンスの良さは特筆ものだ。ここをクリアして飛躍につなげたい。対するは、前走2着でクラス突破に目途を立てたコスモアンソロジー、前走で2勝目を挙げたエバーグルーヴなど。

■りんどう賞でファムマルキーズが無傷の2連勝を狙う
 京都9Rは芝1400mのりんどう賞(2歳・1勝)。ファムマルキーズはデビュー戦となった阪神芝1400mの新馬戦を快勝。中団から追い出されると豪快に大外を回って差し切り、初陣を飾った。小柄で細身ながらも大きな走りが魅力で、ここで無傷連勝を狙う。対するは、函館2歳Sで3着のカイショー、デビュー戦が好内容だったアイニードユーなど。

■東京2Rでスカイストライプスが初勝利を目指す
 東京2Rは芝2000mの2歳未勝利戦。スカイストライプスはデビュー戦となった中京の新馬戦で4着。勝ち馬からは差をつけられたものの、内容は悪くなかった。一度レースを使われた上積みは大きく、今回は前進が期待できる。対するは、半姉にGI馬ソングラインを持つ良血ガードオブオナー、新馬戦5着からの上積みが見込めるエリカエクスプレスの全妹ミッキーマーメイドなど。

■京都2Rでジャスティンルマンが初勝利を狙う
 京都2Rは芝2000mの2歳未勝利戦。ジャスティンルマンは前走の阪神新馬戦で惜しい2着。初戦から高い能力を示しており、今回は勝ち上がりが期待される。一度使われた上積みは大きく、ここは順当に勝ち負けだろう。対するは、新馬戦で2着のウィズクィーン、初戦大敗からの巻き返しを狙うマイコンチェルトなど。

■東京5Rの新馬戦でキタウイングの半弟ウインターアヘッドなどがデビュー
 東京5Rは芝1800mの新馬戦。
・半姉に20年ローズSなど、重賞2勝を挙げたリアアメリア(父ディープインパクト)がいる、アドマイヤマーズ産駒のブラックパロットが戸崎圭太騎手でデビューする。
・全兄に21年ファルコンSを勝ったルークズネスト(父モーリス)がいる、モーリス産駒のヴェルメロディが吉村誠之助騎手でデビューする。
・半姉に23年フェアリーSなど、重賞2勝を挙げたキタウイング(父ダノンバラード)がいる、ミッキーグローリー産駒のウインターアヘッドが杉原誠人騎手でデビューする。

■京都3Rの新馬戦でライトウォーリアの半妹ガーネットフレアリメイクの半弟リーグナイトなどがデビュー
 京都3Rはダ1400mの新馬戦。半兄に24年川崎記念を勝ったライトウォーリア(父マジェスティックウォリアー)がいる、ニューイヤーズデイ産駒のガーネットフレアが西村淳也騎手でデビューする。また、半兄に22年カペラSなど、重賞5勝を挙げたリメイク(父ラニ)がいる、キズナ産駒のリーグナイトが田山旺佑騎手でデビューする。

■京都5Rの新馬戦でファンディーナの半弟ライトフライヤーマドラスチェックの仔リアライズグリントなどがデビュー
 京都5Rは芝2000mの新馬戦。半姉に17年フラワーCを勝ったファンディーナ(父ディープインパクト)がいる、コントレイル産駒のライトフライヤーが岩田望来騎手でデビューする。また、20年TCK女王盃(JpnIII)を勝ったマドラスチェックの仔でセレクトセール1歳1億5000万円(税抜き)、キタサンブラック産駒のリアライズグリントが坂井瑠星騎手でデビューする。

■節目の勝利までわずか
・藤岡佑介騎手はJRA通算1100勝まであと1勝、京都で1鞍に騎乗。
・富田暁騎手はJRA通算200勝まであと2勝、京都で4鞍に騎乗。
・今村聖奈騎手はJRA通算100勝まであと1勝、京都で3鞍に騎乗。

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