先週も素質馬が勝ち上がった。京都はダート1400メートルの
アスクケンタッキーがA評価。出脚が良くハナを切ると余力たっぷりに直線へ。鞍上に促されると加速し、4馬身差V。雨で脚抜きが良かったとはいえ、勝ち時計も良かった。芝1800メートルは
コウギョクが雨でタフなコンディションの中、逃げ切り勝ち。昆師が「予想通り、ものが違う」と評価する逸材だ。20年日経新春杯Vの半兄
モズベッロと同様に力の要る馬場で結果を出した。
東京芝2000メートルの
ゴーイントゥスカイは着差以上に評価できる内容だ。道中3番手追走から直線さばくのに手間取って厳しい競馬になり、ラスト300メートル付近で最内に進路変更。そこから鋭く伸びて首差で勝ち切った。何度も減速を強いられながらも再加速。ポテンシャルの高さを示した。