Wコースで追い切ったエコロアルバ(左)、右はアラクラン(カメラ・荒牧 徹)
◆第11回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月11日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=10月8日、美浦トレセン
2連勝で重賞Vを狙う
エコロアルバ(牡2歳、美浦・田村康仁厩舎、父
モズアスコット)は、美浦・Wコースで
アラクラン(2歳新馬)との併せ馬。先行した僚馬を直線では外から余力十分に抜き去った。6ハロン83秒1―11秒3。田村調教師は「先週は指示通りに強い負荷をかけて、今週は時計を控えてしまいだけ。やれば時計は出てしまうから、すごく良かった」と納得の最終デモになった。
7月26日の初陣から間隔が空いての重賞挑戦。指揮官は「この馬は走りそうだと思っていたし、きちんと夏を休ませたのは良かったと思う。ここの結果を見て暮れと考えるとローテ的にもいい」。12月の大舞台を見据えているように、陣営の期待は大きい。