2歳未勝利に出走予定のタワワ(今年9月撮影、ユーザー提供:あみちさん)
11年の朝日杯FSを制した
アルフレードの半妹となる
タワワ(牝2、栗東・秋山真一郎厩舎)が、月曜京都3Rの2歳未勝利(芝1400m)で初勝利を狙う。
タワワは父
タワーオブロンドン、母プリンセスカメリア、母の父サンデーサイレンスの血統。母はJRAで1勝。半兄の
アルフレードは11年の朝日杯FS、半姉の
フィリアプーラは19年のフェアリーSを制している。近親にはアンバーシャダイやサクラバクシンオー、イブキマイカグラや
ファストタテヤマなどの活躍馬が並ぶ。馬名の意味由来は「実の重さで枝がしなうさま」。24年のセレクトセール1歳で2100万円(税抜)で落札された。上場時に鑑定台の壁を蹴って「セルフハンマー」と呼ばれ、鑑定人から「ハンマーではございません」の名文句が生まれて話題となったので、記憶しているファンも多いのではないか。
先月に阪神でデビュー。中団からジリジリと脚を使って0秒4差の5着に食い込み、初戦としては合格点を与えられる内容だった。今回は200m延びて1400mとなるが、初戦を見る限りは問題なし。一度使われた上積み次第では、初勝利に手が届いても驚けない。