アロヒアリイの凱旋門賞(16着)遠征に帯同した、ルーキーの舟山瑠泉騎手=美浦・田中博康厩舎=が10月9日、美浦トレセンで初の海外遠征の感想を語った。現地には約3週間滞在。本番の凱旋門賞は一般席からファンとともに観戦したという。日本との違いを「ゆったり空気が流れている感じで、おしゃれで洗練された雰囲気でした」と振り返った。
9月25日には
シャンティイ競馬場で海外初騎乗(7着)を果たし、10月4日には凱旋門賞の決戦の地となるパリロンシャン競馬場でも実戦を経験した。「最高でしたね。
スミヨン騎手やクリスチャン・デムーロ騎手、ギュイヨン騎手など一流ジョッキーと乗ることができて興奮しました」。バルザローナ騎手や
スミヨン騎手とはツーショット写真も撮影してもらうなど大いに刺激を受けた様子を見せた。
7日に日本に帰国し、8日から美浦での調教騎乗を再開。19歳は「こういう経験ができて良かった。また、行ってみたいなと思いました」。今回の貴重な体験を飛躍への足がかりにする。