無敗で3冠馬となったオケマル(カメラ・義村 治子)
兵庫3歳3冠レースの最終関門、第8回園田オータムトロフィーが9日、園田競馬場のダート1700メートルに8頭が参戦して争われ、断然の1番人気に支持された下原理騎手騎乗の
オケマル(牡3歳、西脇・盛本信春厩舎、父
ニューイヤーズデイ)が2周目の向こう正面で先頭に立つと後続を引き離す一方。終わってみれば2着に大差をつけて勝利した。24年に現制度になってから初となる無敗の3冠馬となった。
逃げる
ラピドフィオーレを楽々と交わすと直線は独壇場。気がつけば2着に大差をつけて無敗の3冠馬となった
オケマル。「ここまで来たら勝ちたかったし自信もあった。先頭に立った時点で大丈夫と思った」と管理する盛本調教師。
下原理騎手にとって地方通算3900勝と重賞100勝目と区切りとなる勝利に涙を浮かべながら「すごい馬に出会えました。ダート
グレードレースを勝てたらいいな」と感無量の表情だった。