マスカレードボール(c)netkeiba、撮影:下野雄規
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パラディレーヌ(10日・安里)
オークス4着馬
パラディレーヌ(牝3歳、栗東・千田)が大一番の秋華賞(19日・京都、芝2000m)を迎える。前哨戦のローズSでは出遅れたうえに直線も行き場をなくして能力を発揮できずに8着。「ゲートで立ち遅れ、速いペースを追いかける形で最後は苦しくなった。それを思えばよく踏ん張っている。オークスで世代上位の力は示しているし、短期放牧を挟んで元気いっぱい。スムーズな競馬さえできれば」と師もGI初制覇に手応えを感じている。
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ビヨンドザヴァレー(10日・赤木)
7日のレディスプレリュード(大井、ダート1800m)で重賞初制覇を飾った
ビヨンドザヴァレー(牝5歳、栗東・橋口)。初ダートで一発回答したことについて師は「びっくりしました。正直半信半疑でしたが、キック
バックを受けても大丈夫したし、直線もしっかり脚を使って勝ち切るんですから大したものです」と驚きを隠さない。これでJBCレディスクラシック(11月3日・船橋、ダート1800m)への優先出走権を獲得。「コース的には船橋の方が合いそうです、楽しみですね」と一気の頂点獲りへ期待を寄せた。
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マスカレードボール(10日・石渡)
日本ダービー2着後、休養していた
マスカレードボール(牡3歳、美浦・手塚)が美浦へ帰厩。本日、坂路で4F54秒7-40秒5-12秒3の時計を計時。これが帰厩後の初時計だが、柔らかみのあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。
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アリスヴェリテ(10日・森田)
アリスヴェリテ(牝5歳、栗東・中竹)が帰厩し、ラストランとなるBCディスタフ(11月1日、
デルマー・ダート1800m)に向け順調に調整を積んでいる。「いい形でレースに向かいたいし、無事に終えてほしいね」と担当の三渕助手。昨年は追い込んで見せ場十分の4着だったが、もともとは逃げて実績を上げてきた馬。今年はどんな競馬をするのか、個性派の最後の走りに注目したい。21日に出国予定。
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