新馬戦を勝利したジャスティンビスタ(カメラ・高橋 由二)
10月13日の京都5R・2歳新馬(芝1800メートル=11頭立て)は、5番人気の
ジャスティンビスタ(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、父
サートゥルナーリア)が勝利した。勝ち時計は1分47秒7(良)。
スタート直後にふらついて出ムチが入ったが、すぐに軌道修正。道中は2番手で流れに乗った。直線で逃げる
シャリキモン(松若風馬騎手、5着)を早々にかわして先頭に立ち、
タイムレスフレアー(岩田望来騎手、2着)が馬体を併せてくるとグッとひと伸び。勝負根性を発揮して力強く抜け出し、1馬身差で快勝した。
北村友一騎手は「返し馬の時点でまだ、良くなる余地がだいぶあるなという雰囲気でした。レースに行くとしっかり走りきってくれて、今の状態で勝てたことは良かったと思います。使って上積みはあると思います」と振り返った。
吉岡調教師は「調教では粗削りなところがありましたが、競馬は非常に優等生。体に余裕があるなかでこれだけ走れるということは、基本的な能力が高いですね。スタートも速かったし、ジョッキーの指示に従っていた。距離の融通も利きそうという話ですし、将来が楽しみです」と高く評価した。今後は未定。