10月16日(木)に
タワーレコード渋谷5Fイ
ベントスペースで、netkeiba主催のイ
ベント「池添謙一騎手 推し活ナイト」が開催。池添謙一騎手とMCの一瀬恵菜さんが登場し、詰めかけたファンを前に軽妙なトークで沸かせた。
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ベントは「推し活」をテーマに開催され、池添騎手の騎乗馬に関するテーマからスタート。『大人しくてかわいい馬』というテーマは
カレンチャンと回答し、「ずっと触らせてくれて、抱きつけるくらいだった」と引退後の姿について語った。
併せて今夏、
オルフェーヴルと
ドリームジャーニーに会いに行った際のエピソードも披露。「女性と子どもには優しい」という
オルフェーヴルについては、「馬房で触ってたら舌を出してくれて遊べたんです。えっ! と思いました、可愛かったですね」と驚きを口に。
ドリームジャーニーについては「雨の日で虫が少なく大人しかったので、触れました。21歳になって少しおじいちゃんになったのかも?」としみじみ。
続いて、池添騎手の“推し”である武豊騎手に関する話題に。JRA通算4600勝の記念セレモニーでは「プラカードをどうしても持ちたかった」と振り返ると、続けて裏話を明かす。「これはノリさんと取り合いだったんです。『俺、持つよ』と言われたのでダメですと、ぬいぐるみを渡してもらいました(笑)」。また、コース脇で観戦していたことも話題を呼んだが、「お客さんと一緒に喜びたくて」と理由を明かした。「普段は同じレースに乗る他の騎手が勝ったら悔しい想いが大きい」と口にしながらも、「向正面で“勝った”と思って見ていたら、決めてくれた。さすがやな」と喜々として当時を回想。「次もぜひ、自分が騎乗している場所で
メモリアルを決めてほしいです」と白い歯を見せた。
会場となった
タワーレコード渋谷店には競馬学校以来、30年ぶりに来店したという池添騎手。この場所ならではということで、『好きなアーティスト』もトークテーマに。Mr.Childrenで特にお気に入りの曲TOP3を発表し、中でも『GIFT』はゲン担ぎのため、GIレースの前によく聴いているという。
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ベントの最後には、ファンからの質問コーナーや、
サイン入りTシャツが当たるプレゼント抽選会も実施。「自分がもし馬だったら騎乗してもらいたい騎手は?」という問いには、「豊さんか幸先輩ですね」と回答。武豊騎手と並べて幸騎手を挙げた理由には、「まず顔に優しさがにじみ出てると思うんですけど、本当にその通りでお兄ちゃんみたいな存在。怪我されているので早く戻ってきてほしいです」と先輩にエールを送った。
最後には観覧に訪れていた勝浦正樹さんが壇上に呼ばれるサプ
ライズも。TBSドラマ『ザ・
ロイヤルファミリー』第1話出演に合わせて、「俳優の勝浦正樹です」と挨拶し、会場は大きな笑いに包まれた。定員70名のチケットが即完売したイ
ベントは、終始温かい空気に包まれ、盛況のうちに幕を閉じた。