【アイビーS】アートバーゼル 伯父はキラーアビリティ、奥深いエピファネイア産駒 宮田師「すごくいい動き」も左右差に課題

2025年10月15日 06:00

 レースに向け調整されるアートバーゼル

 「アイビーS」(18日、東京)

 ソウルスターリング(16年)、クロノジェネシス(18年)ドウデュース(21年)と、多くの名馬がこのレースを制して大きな飛躍を果たした。今年も粒ぞろいの若駒が府中に集結する。来春のクラシックへ向けて見逃せない一戦になりそうだ。

 さすが血統馬と思わせる強い内容で8月の新潟新馬戦(芝1800メートル)を快勝したアートバーゼル。伯父に21年ホープフルSを制したキラーアビリティを持ち、半兄は来週の菊花賞で有力候補に挙げられるゲルチュタール。奥が深そうなエピファネイア産駒だ。

 1週前は戸崎圭が騎乗し、美浦Wで3頭併せ。終始楽な手応えで6F84秒2-37秒2-11秒6をマークした。宮田師は「新馬前も1週前は“あまり動けないな”という印象があったので、今回の1本目の追い切りは新馬前より上がっているんじゃないかという、すごくいい動きでしたね。左右のゆがみから口のゆがみも出ているので、そのあたりをあと1週間で整えたい」と成長点と課題を挙げる。過去にクロノジェネシスなどの名牝を輩出した出世レース。将来性豊かな牝馬のVに期待が懸かる。

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