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エイシンデピュティが23歳で死す 08年宝塚記念など重賞4勝

2025年10月15日 19:00

08年の宝塚記念を制したエイシンデピュティ(c)netkeiba

 2008年の宝塚記念など重賞4勝を挙げたエイシンデピュティが9月15日に23歳で死亡していたことがわかった。JRAが15日、ホームページで発表した。

 同馬は父フレンチデピュティ、母エイシンマッカレン、母の父Woodmanの血統。条件戦では芝、ダート双方で白星を重ね、07年のエプソムCで重賞初制覇を飾ると、08年には京都金杯、金鯱賞、宝塚記念と年間に重賞3勝の活躍を見せた。09年のジャパンCを最後に現役を退き、レックススタッドで種牡馬入り。繁殖引退後は公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル功労馬けい養支援事業の助成対象馬となり、北海道浦河町の栄進牧場で余生を過ごしていた。

 所有者の栄進堂は「エイシンデピュティは3歳でデビューしてから5歳で重賞を制覇し、6歳の時には宝塚記念でG?を制覇するという、まさに競走馬としての大きな夢を叶えてくれました。特に宝塚記念での劇的な勝利は、今でも鮮明に心に焼き付いています。彼の闘志あふれる走りと、その勇姿は、決して忘れることはありません。競走馬としてターフを駆け抜けた日々、そして引退後も多くの人々に愛され続けたデピュティに、心から感謝をささげます。安らかに眠ってくれることを願うばかりです」とコメントした。

(JRAのホームページより)

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