秋華賞2025に出走予定のパラディレーヌ(今年3月撮影、ユーザー提供:しゅわわさん)
今週末の京都は天気が崩れるかも。秋華賞も道悪になる可能性があるので、その場合の注目馬をピックアップしたい。
芝の重〜不良を経験したことがあるのは、ファンタジーSで4着だった
ヴーレヴーの1頭だけ。それだけに適性が判断しづらいが、そんな中で
パラディレーヌ(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)は道悪巧者の可能性が高い。父が
キズナ、母が洋芝巧者の
パラダイスガーデンという
パワー型の血統構成。それを証明するように、どちらかといえば時計がかかるコンディションだったつばき賞を勝ち、フラワーCでも2着に奮闘した。高速決着だと分が悪いが、多少なりとも馬場が渋れば勝ち負けに食い込めていい。
そしてもう1頭、血統的には
セナスタイル(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)も推せる。父が凱旋門賞馬の
ソットサスなら、オークス馬である母の
ヌーヴォレコルトも少々の道悪を苦にしなかった印象。過去3戦は全て良だが、仮に雨が降っても他馬との比較でマイナスにはならないだろう。母が2着に終わったレースでGI初制覇となることを期待したい。