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【今日の注目ポイント】東京でマイルCSの前哨戦・富士S

2025年10月18日 06:00

ジャンタルマンタル(撮影:下野雄規)

 10月18日(土)は東京・京都・新潟の3場開催。金曜正午の馬場状態は、東京が芝ダートともに良、京都が芝良・ダート稍重、新潟が芝ダートともに稍重となっている。

■富士Sでジャンタルマンタルが秋の始動戦を迎える
 東京11Rは芝1600mの富士S(GII)。ジャンタルマンタルは一昨年の朝日杯FS、昨年のNHKマイルC、今年の安田記念とマイルGIを3勝。現役ナンバーワンマイラーと言える。4か月半ぶりの実戦となるが、ここをステップにさらなる飛躍が期待される。対するは昨年のマイルCSの覇者で前走の安田記念で3着だったソウルラッシュ、同レースで2着と好走したガイアフォースなど。

■伊勢佐木Sでピカピカサンダーが4連勝に挑む
 東京10Rはダート2100mの伊勢佐木S(3勝)。ピカピカサンダーは3走前に2歳未勝利を勝ち上がると、そこから破竹の3連勝中。前走の瀬波温泉特別も危なげない内容で、クラスが上がっても勢いは止まらない。4連勝でOP入りを決めるか。対するは休み明けとなるが前走丹沢Sで2着のヤマニンエンディマ、前走こそ出走取消も2走前の姫路Sで2着のジャスパーグレイトなど。

■北陸Sでフリッカージャブが3連勝でのOP入りを狙う
 新潟11Rは芝1200mの北陸S(3勝)。フリッカージャブは前々走の3歳以上1勝クラス、前走の耶馬渓特別と連勝中。ともにスピードで圧倒する逃げ切りで、勢いは本物だ。OP入りをかけた一戦で、3連勝なるか注目が集まる。対するは2走前に驀進特別を勝ったエコロジーク、休み明けの前走セプテンバーSで4着のシカゴスティングなど。

トルマリンSでレイナデアルシーラが3連勝を狙う
 京都11Rはダート1800mのトルマリンS(3勝)。レイナデアルシーラは前々走で3歳以上1勝クラスを勝ち上がると、続く前走の熊本城特別も快勝し、現在2連勝中。本格化の兆しを見せている。OP入りへ向けてここは負けられない一戦だ。対するは前走の内房Sで2着のリバートゥルージャパンC勝ち馬スワーヴリチャードの全妹バロッサヴァレーなど。

■妙高特別でダズリングダンスが惜敗に終止符を打つ
 新潟10Rはダート1200mの妙高特別(2勝)。ダズリングダンスは前々走の出雲崎特別、前走の岩室温泉特別と、ともにこの舞台で2着と好走を続けている。あと一歩の競馬が続いているが、コース適性はメンバー屈指。三度目の正直で勝利を掴みたいところだ。対するは2走前に同コースで3着のモリノセピア、3連勝とはならなかったが前走でクラスに目処を立てたファムエレガンテなど。

■清滝特別でリギーロが巻き返しを期す
 京都10Rは芝2200mの清滝特別(2勝)。リギーロは前走のセントライト記念こそ7着に敗れたが、2走前、3走前と2連勝した実力馬。今回は自己条件に戻っての一戦となり、メンバー的にも楽になる。格上挑戦の経験を糧に、仕切り直しを狙う。対するは前走で神戸新聞杯に挑戦したジョイボーイ、前走の兵庫特別で3着に入ったカエルムなど。

■アイビーSでアンドゥーリルが連勝での出世を狙う
 東京9Rは芝1800mのアイビーS(L)。アンドゥーリルは新馬戦こそ2着だったが、2戦目の2歳未勝利戦をきっちり勝ち上がった。レースセンスの良さを見せており、相手は強化されるがここでも楽しみな一頭。連勝でクラシック戦線に名乗りを上げたい。対するは前走札幌2歳Sで3着のスマートプリエール、新馬戦を快勝したモノポリオアートバーゼルなど。

■なでしこ賞でブロンテスがデビュー2連勝を狙う
 京都8Rはダート1400mのなでしこ賞(1勝)。ブロンテスは新馬戦で2着の後、続く2歳未勝利戦を快勝。2着馬のワイズギャングは次戦で勝ち上がっているようにレベルも高い。初戦は相手が悪かっただけで、ここは連勝が期待される。対するは前走のヤマボウシ賞で2着だったローズカリス、同レース3着のテーオーグレーザーなど。

■東京7Rで良血アルレッキーノがVを目指す
 東京7Rは芝1400mの3歳以上1勝クラス(1勝)。オークス馬チェルヴィニアの半弟アルレッキーノは、2歳未勝利戦を派手に勝って以降は人気を裏切る形が続いたが、立て直された前走では勝ち馬とクビ差の2着。良化の兆しがうかがえた。ここは勝ち切りたいところだ。対するは堅実なベラジオワールド、条件合うシホリーンなど。

■新潟2Rでゴールデンブラッドがダート替わりで一変を狙う
 新潟2Rはダート1800mの2歳未勝利。ゴールデンブラッドは芝で2戦してともに4着。今回は初のダート戦となるが、半兄はダートJpnIを2勝したアルクトスという血統背景を持つ。砂替わりで半兄のような才能が開花する可能性は十分で、一変が期待される。対するはデビュー戦で5着だったアスパラゴ、2走前に2着の実績があるアドフランマムなど。

■東京4Rの新馬戦でセレクトセール1億円(税抜き)のエピッククイーンなどがデビュー
 東京4Rは芝1400mの新馬戦。全兄に25年京王杯SCなど、重賞5勝を挙げているトウシンマカオ(父ビッグアーサー)がいる、ビッグアーサー産駒のトウシンラヴが菅原明良騎手でデビューする。また、セレクトセール1歳 1億円(税抜き)エピファネイア産駒のエピッククイーンが川田将雅騎手でデビューする。

■東京5Rの新馬戦でレーヴディソールの仔スペルーチェショウナンパンドラの仔ショウナンサイオウなどがデビュー
 東京5Rは芝1600mの新馬戦。15年ジャパンC(GI)などGI2勝を含む重賞3勝を挙げたショウナンパンドラの仔でドレフォン産駒のショウナンサイオウが池添謙一騎手でデビューする。また、10年阪神JF(GI)など、重賞3勝を挙げたレーヴディソールの仔で、セレクトセール1歳6000万円(税抜き)、レイデオロ産駒のスペルーチェが三浦皇成騎手でデビューする。

■京都6Rの新馬戦でテイエムジンソクの半妹テイエムカミカゼなどがデビュー
 京都6Rはダート1400mの新馬戦。半兄に18年東海Sなど、重賞2勝を挙げたテイエムジンソク(父クロフネ)がいる、リアルインパクト産駒のテイエムカミカゼが古川吉洋騎手でデビューする。

■節目の勝利までわずか
・松若風馬騎手はJRA通算500勝まであと3勝、京都で8鞍に騎乗。
・富田暁騎手はJRA通算200勝まであと2勝、新潟で5鞍に騎乗。
・今村聖奈騎手はJRA通算100勝まであと1勝、新潟で7鞍に騎乗。

■鮫島克駿のバースデー
 18日は鮫島克駿騎手の29歳のバースデー。当日は京都で8鞍に騎乗する。

■豪コーフィールドCにゴールデンスナップが出走
 豪国では日本時間15時15分にコーフィールドCが行われ、日本からゴールデンスナップが出走する。

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