10月18日に5つのG1競走が行われる
ブリティッシュチャンピオンズデー(英国、
アスコット競馬場)で大波乱決着が連発した。
英チャンピオンズス
プリントS(芝1200メートル)では19頭立てで19番人気、単勝201倍のパワフル
グローリー(牡3歳、英・
リチャード・フェイヒー厩舎、父コ
タイグローリー)がゴール前で差し切ってG1初勝利を飾った。ジェイミー・スペンサー騎手は「言葉が出ません」と信じられない様子。4か月ぶりで迎えた前走では5頭立て5着だったが、ここで激変した。英レーシングポストは「G1史上最高額の勝利」の見出しをつけている。勝ち時計は1分11秒72。
1番人気のラザット(ジェームズ・ドイル騎手)が2着。6月のクイーンエリザベス2世ジュビリーSでは
サトノレーヴに競り勝ったが、ここで3度目のG1勝利とはならなかった。
そして、クイーンエリザベス2世S(芝1600メートル)では16頭立てで最低15番人気タイのシセロズギフト(セン5歳、英・チャールズ・ヒルズ厩舎、父
ムハーラー)が内から突き抜け、重賞初勝利をG1の大舞台で飾った。
ジェイソン・ワトソン騎手とのコンビ。大荒れ決着連発に、英レーシングポストは「またしても衝撃的な結果」の見出しをつけている。勝ち時計は1分38秒35。
1番人気のフィールドオブゴールド(コリン・キーン騎手)は5着に敗れ、大波乱決着が起こった。