菊花賞2025に出走予定のマイユニバース(24年7月撮影、ユーザー提供:umaさん)
今週の武豊騎手は土曜が東京で5鞍、日曜が京都で6鞍の計11鞍に騎乗する。
日曜京都11Rの菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)では
マイユニバース(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)とコンビを組む。弟の武幸四郎調教師の管理馬。気性面の幼さなどが影響して勝ち上がりに6戦を要したが、着実に成長してきた。約3カ月半ぶりの実戦となった前走の九十九里特別では、大逃げから上がりをまとめて7馬身差の圧勝。驚異的なスタミナを見せつけて、一気に菊花賞の惑星候補に浮上している。武豊騎手はテン乗りとなるが、道中で折り合って運べるようなら上位争いになっていい。19年の
ワールドプレミア以来となる菊花賞の6年ぶり6勝目なるか。淀の二度の坂越えを知り尽くした名手の手綱捌きに期待したい。
また、土曜東京11Rのアルテミスステークス(2歳牝・GIII・芝1600m)には
マルガ(牝2、栗東・須貝尚介厩舎)で挑む。GIを3勝し、白毛のアイドルとして人気を集めた
ソダシの半妹。自身が騎乗した函館の新馬はレコードでの圧勝だった。無傷の2連勝に導き、年末以降の大舞台に弾みをつけてほしい。
■今週の騎乗馬
25日(土)東京
4R・
ジャレッド8R・
プルミエソルティ9R・
ウイントワイライト10R・
ロジアデレード11R・
マルガ26日(日)京都
2R・
カルロット3R・
メイショウソラリス8R・
ビービーエフォート10R・
マーブルロック11R・
マイユニバース12R・
ヤマニンバロネス