「新馬戦」(26日、京都)
名門厩舎から大物候補が新馬戦を迎える。24年1歳セレクトセールにて5億9000万円(税抜き)で落札された
エムズビギン(牡2歳、父
キタサンブラック、栗東・友道)。日曜京都5R(芝1800メートル)でルメールを背にターフに立つ。
栗東入厩後は坂路とコースを併用し、入念に調整。1週前にはルメールがまたがって芝で3頭併せを敢行した。最終追い切りは坂路で4F57秒0-41秒5-12秒4と軽めながら楽な手応えで駆け上がった。友道師は「490キロくらいかな。まだ緩いけど早めに厩舎に入れて、乗り込んでしっかりしてきた」と仕上がりに自信を示した。
今年のクラシック戦線でもオークス馬
カムニャック、ダービー3着の
ショウヘイを送り出した友道厩舎。期待の素質馬の走りに注目が集まりそうだ。