栗東CWを単走で追われたメイショウタバル(撮影・石湯恒介)
「天皇賞(秋)・G1」(11月2日、東京)
宝塚記念1着以来となる
メイショウタバルが23日、馬場整地明けの栗東CWに登場。単走で序盤はゆったりと進み、2角過ぎから徐々にペースアップ。直線に向くとびっしり追われて6F78秒3-35秒6-11秒4を計時した。
17日の2週前追いは併せた僚馬が引っ掛かったこともあり、6F76秒2の猛時計。「後ろで壁をつくるパターンだったけど、リードホースが引っ掛かった」と石橋師の意図した内容とは違うものに。そして迎えた今週。「いつも通り1週前は単走。予定より速かったけど、今週は引っ掛かっていないから」と悲観する内容ではなかったものの、理想は「テンで我慢したら最後は切れた」という同82秒2-10秒7で駆けた宝塚記念の1週前の走り。「その時と比べるとね」と満点の内容とはいかなかった様子だ。
8月末に他界した先代のオーナーからは「宝塚の後に、秋は王道で行こう」と託された。秋盾から
ジャパンC→有馬記念と続く、秋の“古馬3冠”。その第1弾を万全の態勢で迎えるためにも、最終追いがどんな内容となるか要注目だ。